いよいよ終盤!「全8回シリーズ M-GTAの極意―諸質的研究法との比較から」

12/18(日)は、いよいよ「全8回シリーズ M-GTAの極意―諸質的研究法との比較から」の第7回目「М-GTAストーリーラインの極意」です。講師の樫尾直樹先生から、最新のメッセージが届きました。

樫尾直樹先生からのメッセージ

「これまで、概念化、カテゴリー生成、結果図と、分析を進めてきました。分析過程としては、以上で終了です。

 逐語から抽象化して結果図に結実したわけですが、今度はそれを、再度、言語化するという作業が、ストーリーラインです。逐語の一般化から理論化した精髄を分析焦点者の「ストーリー」として提示します。ストーリーラインの原則は概念とカテゴリーで書くことになっていますが、できるだけシンプルに書く必要があります。そうしないと、後の考察と内容的に重複するからです。カテゴリーを中心にして、サブカテゴリー、概念のバランスを考えて記述します。

 ここでは、内容理解のために三種類のストーリーラインの提示し、比較して、理解を深めます。

 それに加えて、ストーリーラインの時制について問題提起をするとともに、じっさいの考察を行い、M-GTAの方法論上の批判的検討を構成主義をより徹底させる形で試みてみたいと思います。

 考察の手前の結果提示としては、このストーリーラインで終了です。

 あともう少しですので、一緒にがんばって学んでいきましょう!」

イベント詳細

日時:2022年12月18日(日) 10:30-12:30  
講師:樫尾 直樹 慶應義塾大学文学部准教授 
開催形式:zoomオンライン 
定員:20名(先着順)
主催:M-GTA社会実装研究会(SIM) 

参加料 

SIM会員  2,500 円 
非会員   5,000 円

プログラム

1 レビュー:結果図
2 結果図からストーリーラインへ
3 ストーリーラインの三類型
4 ストーリーラインの時制について
5 その他留意点
6 質疑応答

詳細・お申し込みはこちらから