知りたいことだけを聞いてよいのか?M-GTAインタビューの極意―警察的リアリズムを超えて―

こんばんは。SIMの山本です。明日28日(日)10時半からは、第12回SIM研修会「M-GTAインタビューの極意―警察的リアリズムを超えて―」です。私は相談業務にずっと就いていますが、それでも、インタビューには難しさを感じます。「知りたいこと」を聞こうとするあまり、誘導的な質問をしてしまい、「知りたいこと」だけのデータになってしまうからです。そんな失敗をしないためにも、明日の研修会では初心に戻って、インタビューの極意をじっくり学ぼうと思います。受講のお申し込みは受付中です。

※明日の研修会に向けて、樫尾直樹先生からメッセージをいただきました

M-GTAのインタビューは原則一回だけです。
ですから、インタビューに失敗すると取り返しがつきません。
インタビュー後の分析は、時間のある限り何度でもやり直しがききます。
しかし、インタビューは一度行ってしまえば、やり直しはできません。
この意味で、M-GTAにおけるインタビューは、他の質的研究法とは異なって、研究上、固有の決定的な意味をもちます。

本レクチャーでは、失敗しないインタビューを実現するために必要不可欠な重要ポイントを一挙、伝授します。M-GTAでの分析を成功させるために、ぜひ本レクチャーを受講してみてください!
もちろん、すでにインタビューを終了している方も、分析していてうまくいかない原因が実施したインタビューの中にあるかもしれません。
ぜひ,本レクチャーで点検して、フォローアップに役立ててください。
必ず分析の結果が充実した真正なものになるにちがいありません。