問題と目的
ひまわりも花盛りを過ぎ、朝晩は少し過ごしやすくなってきました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。10月の科研費申請に向けて、本日のタイトル「問題と目的」にじっくり向き合っています。あれもこれも書かなくちゃ、、と書いたものの、読み直してみると、まわりくどく、しかも凡庸で、自分のことながらガッカリします。採択された研究を見てみると、潔いぐらい簡潔で、でもキャッチ―で具体的、なんです。結局のところ、「問題と目的」がしっかり深められていないから、稚拙な文章にしか行きつかないのだと猛省していますが、実は簡単な解決策があります。それは、スーパーバイズを受けることです。信頼のおける先生方にご意見をいただくことで、少しずつ形になってきました。
M-GTA社会実装研究会(SIM)では、SIM研修会のほか、今年度からスタートしたSIM研究例会で、SIM顧問の慶應義塾大学文学部准教授 樫尾直樹先生からフィードバックを受けられます。初めは質問を躊躇される方もいらっしゃると思いますが、「やっと、わかりました!」と毎回大好評です。SIM研修会では、質的研究の各フェーズを、じっくりと深めていきます。今月28日は「インタビューの極意」です。じっくりと理解を深めた上で、私のように悶々とされていらっしゃる方は、ぜひ、樫尾先生にご質問をしてみてください。きっと、目の前が拓けると思います。
今週末28日(日)は、「全8回シリーズ M-GTAの極意―諸質的研究法との比較から」の第3回目、第12回SIM研修会「M-GTAインタビューの極意 ー警察的リアリズムを超えてー」です。お申し込み受付中です。(文:山本)
