まだ間に合います!いよいよ明日!M-GTAの基本のキ~その方法論的魅力の全体像~(6/26第10回SIM研修会)

いよいよ、明日は、令和4年度初のSIM研修会「M-GTAの基本のキ~その方法論的魅力の全体像~」です。7月の研修会「M-GTA分析テーマの極意―研究テーマと分析テーマに関する構成主義」につながる、まさに「基本のキ」です。

M-GTAは、ソーシャルワーク、ヒューマン・サービス領域の現場での課題に対して、相互作用によって生じる変化のプロセスを現象として把握する研究方法であるグラウンデッド・セオリー・アプローチを、より実践しやすい方法に修正した「実践的な活用のための理論」です。新型コロナウイルス感染症、ウクライナ情勢など、変化が大きい世の中だからこそ、この「実践的な活用のための理論」がこれまで以上に必要になってきています。たとえば、看護の現場では、コロナ禍の面会制限で、高齢の患者さんの認知症の度合いが一気に進行してしまったり、看取りが困難になってしまったなどの新たな課題に対して、医療サービスの在り方の見直しなどが求められています。そうしたなかでは、量的な分析以上に、患者家族の声、看護師の声といった生のデータを質的に分析していくことが、より現場で求められているものに近づいていくのではないでしょうか。

明日のSIM研修会では、グラウンデッド・セオリー・アプローチとの違いについてや、どのようなテーマがM-GTAに適しているのか、あらためてじっくりと学び、より実践的に活用できる、社会実装できる研究の一歩としていただきたいです。

お申込みはまだ間に合います。今年こそM-GTAをじっくり学びたい方、すでに取り組み済だけど今一度しっかり学び直したい方、これから修論で使用してみたい方などなど、ぜひ、ご視聴ください。