芍薬のような人
まぶしい木々の青さから、力強い生命力を感じる季節となりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。ブログ更新が滞ってしまい、申し訳ありません。この間、いくつかの学会の夏の大会に向け、発表論文集の原稿の作成に追われておりました。今回はグラウンデッド・セオリー・アプローチ(戈木、2014、 2016)で分析しましたが、意外な発見が多くて楽しかったです。
本日のブログは、個人的な話で恐縮です。実は、とても大切な方からのメールが、gmailの「プロモーション」に振り分けられてしまっていて、全く気付かなかったという大変な事態に見舞われておりました。プロモーションメールの山からその方のお名前を見つけた時は、一面ネモフィラの丘のなかに、一輪だけ割いている芍薬を見つけたような、そんな気持ちになりました。
芍薬(ピオニー)は、皆さんご存じの「立てば芍薬~」つまり、美しい人の所作を表す代表でもある花です。綽約(シャクヤク)が名前の由来とも言われています(綽約は、長恨歌でも出てきますね)。そんな芍薬の花言葉は、花弁の色によって異なります。ピンクだと「はにかみ」、赤だと「威厳」、白は「満ち足りた心」です(所説あります)。芍薬を思い出すような、そんな方からのメールでした。
さて、6月はいよいよ今年度初のSIM研修会を開催します。近日中にご案内予定ですので、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ(文:山本)。
