リフレクションの大切さ

こんばんは。M-GTA社会実装研究会(SIM)理事の山本です。本日は、とある勉強会に、ゲストスピーカーとして参加しました。参加された皆さんとの対話リフレクションから、色々な気付きがありました。リフレクションは「内省」や「振り返り」と定義されることが多いですが、D. Schön(2001)は、「人を対象とした専門職の成長にはリフレクションが必要」として、「行為の中の省察(reflecting in action)」を行うことの必要性を述べています。教育や看護の世界では、リフレクションを導入することで、より良い支援に繋げています。ふと、私たちM-GTA社会実装研究会(SIM)の部会でも、このリフレクションが活発に出来れば、互いの研究に、より深みが出てくるのではないかな、と思いました。

今月28日(日)の第5回SIM定例勉強会では、SIM部会の活動発表会があります。ただ発表するに留まらず、Dewey(1938)のいう「人は学習する上でただ経験するだけではなく、その経験全体を振り返り、自己の行動、思考を言語化し、その時の判断について再度考え(reflect)その意味付けをすることで、自己の学びとなる」としていただきたいです。

Thanks to Harry!

ドナルド・ショーン、佐藤学・秋田喜代美(訳)(2001)『専門家の知恵 反省的実践家は行為しながら考える』ゆみる出版

田村 由美 、 津田 紀子 (2008)「リフレクションとは何か–その基本的概念と看護・看護研究における意義 (焦点 理論・研究・実践を総合するリフレクション)」看護研究2008; 41(3)

前の記事

Expand your possibilities!

次の記事

知崇礼卑