概念生成に酔う
こんばんは。M-GTA社会実装研究会(SIM)理事の山本です。来月の日本教育心理学会ポスターに向け、発表資料をまとめています。今回はM-GTAで分析しています。資料をまとめているなかで、生成した概念名を見て「なかなか良い概念を生成した!」と一人自己満足に浸っています。生成までは、試行錯誤しますが、ぴったり納得のいく概念名になると、「うん、いいね!」と一人でニヤついています。皆さんはそういうご経験は無いでしょうか?
さて、本日は、比較質的研究法論【PART1】で樫尾先生がご紹介下さった『スピリチュアル・アフリカ』が届きました!エスノグラフィーです。とても楽しみです。一方で、樫尾先生のセミナーに参加するごとに、私自身の勉強がどれだけ足りなかったのかということに気付かされます。これまではM-GTAありきだったからです。会話分析、エスノメソドロジー、構成主義、社会構成主義などを広く学び、それぞれのメリットデメリット、特徴を踏まえた上で、自身の明確にしたいことにはどの研究方法が適しているのか、といった大前提が足りなかったと反省しています。次回8/29の比較質的研究法論【PART3】ではディスコース分析、ナラティブ分析、エスノグラフィーをご紹介いただきます。これを機に、セミナー参加前に、敬愛する樫尾先生にこっそり教えていただいたディスコース分析の文献を入手して、勉強してみるつもりです。
