質的研究法の全体像を概観する~7/18(日)比較質的研究法論ー自分に合った研究法とは?ー【PART2】<GTA、テキストマイニング、エスノグラフィー編>
7/18(日)は、M-GTA社会実装研究会(SIM)比較質的研究法論4回連続シリーズの2回目として、いよいよグラウンデッド・セオリー・アプローチが登場します。グラウンデッド・セオリー・アプローチは、オリジナル版、Strauss/Corbin版、Glaser版、修正版M-GTA、クレイグヒル版、構成主義版と、分析方法などが異なるバージョンがある(山本、2014)ことをご存じでしょうか。それぞれのバージョンで分析してみるのも、興味深いですね。
7/18(日)はお馴染みの慶應義塾大学の樫尾直樹先生が、グラウンデッド・セオリー・アプローチ、テキストマイニング、エスノグラフィーそれぞれの分析方法を用いて、事例をご紹介下さいます。個人的には、【PART1】でも大好評だった「樫尾版質的研究法マッピング」が、とてもわかりやすく、質的研究の全体像が理解しやすかったです。ぜひ、質的研究法、グラウンデッド・セオリー・アプローチ、テキストマイニング、エスノグラフィーにご興味ある方は、お見逃しなく。(文:山本)

参考文献: 山本耕太(2014), 日本の臨床心理学領域におけるグラウンデッド・セオリー・アプローチ(GTA)を用いた研究の概観, Rikkyo Clinical Psychology Research, 2014, Vol. 8, pp.57-65