第2回SIM研修会「比較質的研究法論」お知らせ

こんばんは。M-GTA社会実装研究会(SIM)理事の山本です。本日は、第1回SIM研修会でした。ご参加いただいた皆さま、お疲れ様でした。「インタビュアーの基本態度3K」から「インタビューの極意3S」へ具体的に教えていただきましたね。アンケートの結果は、追ってご報告させていただく所存ですが、内容へのコメントと同じぐらい、「樫尾先生の人生を聞いてみたいです」という意見がかなり(!)ありました。

早速ですが、第2回SIM研修会のお知らせです。「比較質的研究法論~自分に合った研究法とは~」のテーマで、今回と同じ、慶応義塾大学の樫尾先生にご登壇いただきます。

※5/31追記です。5/30大好評で終了した第1回研修会のアンケート結果を受け、内容を一部変更します。(紫色の箇所が変更部分です)「比較質的研究法論4回シリーズ」と称して、質的研究を包括的に理解していきます。

なお、第2回SIM研修会は、20名のみの限定募集(先着順)です。

6/27(日)第2回SIM研修会詳細

【第2回SIM研修会】比較質的研究法論―自分に合った研究法とは―

【PART1】<KJ法,ライフストーリー,エスノメソドロジー,エスノグラフィー編>※5/31追記


質的研究法には様々な方法があります。私たちはまず、それぞれの研究法の特徴を知り、どのような現象を扱うことが得意な方法なのかをよく整理したうえで、自分のテーマや目的に合った質的研究法を選択することが重要です。そこで第2回SIM研修会では、長年、フィールドワークにおいて数多くの質的研究を行った経験を持つ慶應義塾大学の樫尾直樹先生より比較質的研究法論について教えていただきます。

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日時:2021年6月27日(日) 13:00~15:00
講師:樫尾 直樹 慶應義塾大学文学部准教授 
開催形式:zoomオンライン 
定員:20名(先着順)
主催:M-GTA社会実装研究会(SIM) 
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会 員 1,000円 
非会員 3,000円

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プログラム
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比較質的研究法論―自分に合った研究法とは

①研究法は,目的と対象と資料によって決まる
②新・質的研究法マッピング
 1.サトウ版の整理方法とその問題点
 2.樫尾版・質的研究法マッピングとその利点
③事例研究―宗教研究の場合―
④演習
 1.自分の研究の目的,対象,資料を明確にする
 2.上記に合った研究法を探索して決める
⑤質疑応答

*事前学習として,下記の書籍を参照してください。
サトウタツヤ・春日秀朗・神崎真美 編(2019). 質的研究法マッピング 特徴をつかみ,活用するために 新曜社

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講師プロフィール
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樫尾 直樹 慶應義塾大学文学部准教授

富山県出身。東京大学大学院人文科学研究科宗教学・宗教史学専攻博士課程修了。早稲田大学人間科学部助手、東京外国語大学外国語学部助手、フランス国立高等研究院客員教授、同科学研究センター共同研究員、韓国東西大学客員教授などを経て現職。
毎日3時間の道教瞑想を日課とし、身体実践を通じた比較瞑想論研究を提唱している。

著作:Spirituality as a Way (Kyoto University Press)、『慶応大学マインドフルネス教室へようこそ!』(国書刊行会)、『マインドフルネスがよくわかる本』(秀和システム)、『文化と霊性』(慶應義塾大学出版会)『スピリチュアリティ革命』(春秋社)ほか多数。 

教育:「社会調査」(1999年-現在、質的調査法、キャリア教育における自己理解・仕事理解・コミュニケーション)
研究:宗教社会学・人類学のフィールドワーク(日本、フランス、コートジボワール、マルチニック、ベルギー、ルクセンブルグ、韓国など)


【重要】

※無料会員の方で, 2021年6月21日以降、会員として継続される方,または新規入会の方は、2021年度7月~年度末の会費(半期分4,500円)と入会金(2,000円)の合計6,500円を お支払いください。(3,500円割引)

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