M-GTA論文検索してみました

こんばんは,理事の山本です。皆さんは文献を探す際,どのようにされていますか?

私は,CiNii,Elsevier,PubMedで検索することが多いです。私の在籍していた大学院は,本当に面倒見が良い先生ばかりでしたが,なかでも,発達心理学の清水由紀先生(現 早稲田大学文学学術院心理学教室教授)からは,「英語の論文を読む大切さ」を教えていただきました。その当時はElsevierでばかり検索していました。

CiNii,Elsevier,PubMedそれぞれのサイトで「M-GTA」で検索すると,CiNiiでは779件,Elsevierでは32,791件,PubMedでは5件の論文が見つかります(※Elsevierは,検索数は多いですが,M-GTAではなく,オリジナルGTAなどが多い様子が見受けられました)。同じくCiNiiで,キーワードの組み合わせ(M-GTAおよび領域)で検索したところ,領域別では以下の通りとなりました。教育289,学校113,看護135,医療84,福祉101,家族58,企業33,産業31で,なかには重複しているものもあります。キーワードでの検索は,無関係のものも引っかかってしまう確率が高いものの,本当に色々な領域で,研究されているといった幅の広さにも,また,M-GTAを用いた研究数の増加といった傾向にも,驚かされました。

私たちM-GTA社会実装研究会(SIM)の目的は,「社会実装」です。SIMホームページの「会長のメッセージ」にもあるように,私たちの想いは,「研究成果を発表するだけに留まらず,同じような課題を抱える現場のニーズに合わせて社会実装していくことではじめて,豊かな社会の実現に貢献ができる」ことです。論文投稿をするに留まらず,現場で応用者が活用できるように,皆さま方と学びを深めていきたいです。

なお,SIM部会でも,今回,検索した領域(「福祉・家族」「学校・教育」「医療・看護」「企業・産業」に分かれて,活動を進めていきたいと考えています。詳細は,5月9日(日)第1回SIM勉強会でお伝えします。ご興味ある方はぜひご参加ください。※勉強会参加は,会員は無料です。

photo: Harry

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