第1回SIM研修会(5月30日)のご案内

新年度がスタートして、新しい環境、新しい役割、新しいタスクなど、期待と不安の入り混じった時期でしょうか。私たちSIMの理事一同も、夏の学会発表に向け、学びを深めています。

さて、本日は、5月30日(日)に開催の第1回SIM研修会についてご紹介します。
「質的研究法におけるインタビューの実際」をテーマに、長年,フィールドワークにおいて数多くのインタビュー調査を行った経験を持つ,慶應義塾大学の樫尾先生にご登壇いただきます。

質的研究における「インタビュー」は,両者の間で結ばれる関係性が密接にデータの質にかかわる重要な場です。M-GTAにおいては、grounded on data、データに基づいた研究であることから、インタビューをどう進めていくかが、肝要です。
他者に貴重な内的経験を語ってもらうために留意する点や,実際の進め方について,一緒に学びましょう!(文:山本)

日時:2021年5月30日(日) 13:00~15:30

講師:樫尾 直樹 慶應義塾大学文学部准教授 

開催形式:zoomオンライン 

定員:100名(先着順)

参加費:SIM会員 無料 (※6月20日までの限定無料会員募集中
    非会員(一般)1,000円

【プログラム】質的研究におけるインタビューの実際
相手の「本心」をどう引き出すか?

① はじめに―ふだんの会話、仕事でも生かせるインタビューの技法
  京セラ名誉会長(KDDI最高顧問、JAL名誉会長)稲盛和夫氏インタビューを主な事例として
② インタビュー以前に大切なこと
③「インタビュー」とは何か
④ インタビュー計画―何をどのような表現で聞くか
 ⑴質問項目,⑵質問表現,⑶流れ
⑤ インタビュアーの基本的態度
 ⑴謙虚,⑵傾聴,⑶共感
⑥ 「本心」をどう引き出すか?
⑦おわりにーインタビューの作法
⑧フォローアップと質疑応答
(予定)

主催:M-GTA社会実装研究会(SIM) 

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