会長 廣田 奈穂美(ひろた なおみ)
筑波大学 働く人への心理支援開発研究センター研究員
株式会社クレアディーバ 代表取締役
国家資格 1級キャリアコンサルティング技能士
日本カウンセリング学会 カウンセリング心理士
(認定カウンセラー)
筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達専攻カウンセリングコース博士前期課程修了。修士(カウンセリング)。
長年にわたって個人および企業のキャリア開発や人材育成に携わり,美容業界においても多くの女性リーダーや人材を輩出。カウンセリング分野では,個人向けの面談に留まらず,キャリアコンサルタントの指導育成にあたるスーパーバイザーを務め,各地で研修や講演活動を行う。現在はとくに,がんサバイバーや身障者に対する心理支援の研究にも従事している。著書に『華麗なる女の生き方』(春秋社,2014年,単著),Spirituality as a Way (京都大学学術出版会/Trans Pacific Press,2021年,分担執筆)などがある。筑波大学大学院在学中にM-GTAを用いて修士論文「がんサバイバーがスピリチュアルペインに向き合い働くことの意味を見いだすプロセス」(専攻長賞)を執筆。 現在のメインテーマは,M-GTA理論を就労するがんサバイバーの心理支援に応用するための社会実装システムの構築である。

副会長 山本 和美(やまもと かずみ)
国立大学法人 山梨大学 キャリアセンター特任教授。国家資格2級キャリアコンサルティング技能士。国家資格キャリアコンサルタント。日本教育心理学会会員。日本LD学会会員。日本カウンセリング学会会員。日本キャリア・カウンセリング学会会員(第28回大会事務局長、研究委員会委員)。日本キャリア開発協会認定CDA。埼玉大学大学院教育学研究科学校教育専攻(心理・教育実践学専修)博士前期課程修了(教育学修士)。
大学生から社会人向けのキャリアカウンセリングおよびキャリアデザイン講師のほか,学校コンサルテーション,企業向け新人社員教育と,幅広い層のカウンセリングおよびコンサルティングに尽力。現在は,キャリアデザイン科目群を担当のほか、キャリアカウンセラーとして日々学生の可能性を広げる支援を行いながら,研究を続けている。キャリアの視点から執筆活動も行っている(『日本キャリア・カウンセリング学会の歩き方―プロフェッショナルな学びの島へようこそ!』など)。埼玉大学大学院在学中にM-GTAを用いて修士論文「発達障害のグレーゾーンに位置する学生への大学におけるキャリアカウンセラーの支援プロセス」を執筆。就職活動に困難を抱える学生のなかでも,特に発達障害傾向(グレーゾーン)のある学生への「適切な関わり」の重要性を感じ,研究テーマとしている。

理事 菊原 美緒(きくはら みお)

関西福祉大学看護学部看護学科 准教授
鳥取大学大学院医学系研究科保健学専攻博士後期課程修了 博士(保健学)。公認心理師 保健師 看護師 第1種衛生管理者 養護教諭2種 厚生労働省認定看護教員養成講習会修了 ホワイトボード・ミーティング®認定講師
日本看護科学学会 日本看護研究学会 日本看護家族学会 日本看護教育学会 日本小児保健協会 日本協同教育学会など
看護大学の教員として看護師・保健師の教育に尽力している。現在は小児看護学領域の講義・演習・実習を担当のほか、家族看護学、卒業研究など学生と一緒に学び,研究を続けている。 鳥取大学大学院在学中にM-GTAを用いて博士論文「The process by which mothers of children with special healthcare needs evolve their connections with the community」(米子医学会賞)を執筆。 現在は,X R(仮想空間技術)を活用した教材研究などに取り組み、科研「XRを活用した子ども虐待予防教育プログラムの開発」などを行っている。

理事 渡部 亜矢(わたなべ あや)
一般社団法人実家片づけ整理協会代表理事,実家片づけアドバイザー®。
筑波大学人間総合科学研究科博士前期課程生涯発達専攻修了(カウンセリング修士)。日本心理学会会員,日本カウンセリング学会認定心理士ほか。都市銀行で住宅融資業務,出版社の編集者等を経て,2016年より現職。少子高齢化社会に特化した「実家片づけアドバイザー®」「書類整理アドバイザー」認定講座,親子で取り組む生前整理,終活,遺品整理,空き家にしないための実家の片づけ講座などを,全国の自治体や企業などで展開。主な著書:『片づけの基本』(ディスカヴァー・トゥエンティワン),『カツオが磯野家を片づける日~後悔しない「親の家」片づけ入門~』(SBクリエイティブ),『プロが教える実家の片づけ』(ダイヤモンド社)ほか多数。筑波大学大学院在学中にM-GTAを用いて修士論文「中年期の娘が実家の片づけを通して別居の母親との関係を捉え直すプロセス」を執筆。現在は,片づけが苦手な人及び実家の片づけに取り組む親子の心理的支援のためのガイドラインの開発を研究している。

顧問 樫尾 直樹(かしお なおき)
慶應義塾大学文学部准教授
富山県出身。慶應義塾大学経済学部卒、同法学部政治学科中退。東京大学大学院人文科学研究科宗教学・宗教史学専攻博士課程修了。早稲田大学人間科学部助手、東京外国語大学外国語学部助手、フランス国立高等研究院(ソルボンヌ)客員教授、同科学研究センター共同研究員、韓国東西大学客員教授などを経て現職。経済学、政治学、宗教学、文化人類学、日本学、社会学・・・、人文社会科学の諸領域を渡り歩く<マルチ・アカデミック・ストレンジャー>。 毎日3時間の道教瞑想を日課とし、身体実践を通じた宗教研究(比較瞑想論)を提唱している。